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自転車で300キロサイクリングすると身体はどうなる?

先日はブルベという自転車のイベントに参加したため

院はお休みをいただきました。

このブルベというイベントは決められた距離を決められたルートで

制限時間内で走るイベントです。通常の自転車イベントと何が

違うのかというと、コース上にスタッフがいて、誘導するわけではなく

コースや補給、体調管理、時間配分など全て自己責任で走ります。

当院に通われてる方でもこのイベントに参加してる方がいて

「サイクリスト」としてはもちろん

身体を施術する「鍼灸師」としても興味はありました。

300キロ走ると身体のダメージはどうなのか?

色々予測していても実際に体験しないとわかりません。

身をもって知ることにしました。

朝7時スタートです。

レースと違い緊張感ゼロです笑

大きな違いはレース時と比べて大きなバッグに荷物を入れるので

自ずと自転車は重くなります。

お気に入りの鷹島が見渡せる展望台到着です。

ここまでは一定ペースキープしたので順調でした。

この東松浦半島はアップダウンの連続です。

上りが続くと自転車の重みが伝わり、脚が削られます。

100キロ過ぎると、ある部分が痛くなりました。

それが腸脛靭帯と呼ばれる、太腿の外側の部分です。

数年前真冬のロングライドでも痛めてることを思い出しました。

腸脛靭帯炎ちょうけいじんたいえんとは、スポーツなどをおこなうことでひざにおこる慢性的な障害のひとつです。腸脛靭帯とは、腸骨ちょうこつ(骨盤を構成する骨のひとつ)の腸骨稜や鼠径靭帯などに起始する大腿筋膜の大腿外側中央部の肥厚した部分であり、脛骨けいこつ(すねの骨)の前外側部に停止する線維束で、膝の屈伸に伴い大腿骨の外側上顆がいそくじょうかを後方から前方へ移動します。ランニングやジャンプなど膝の屈伸を繰り返すと、大腿骨外側上顆との間で、機械的な刺激による炎症が生じ、痛みを感じることがあります。こうした症状を「腸脛靭帯炎」とよびます。腸脛靭帯炎の多くは、腸脛靭帯のなかでも膝の外側にある大腿骨外側上顆部かぶに起こるため、「膝の外側が痛い」と訴える方が多いです。

まだ残り150キロもあるのにこれは辛いです。
 
適度にセルフマッサージをします。
 
こんな時だからこそ鍼を持ってくれば良かったと後悔しました。
 
陽が沈み、暗くなり、時間も長くなると、疲労感はもちろん
 
肩や背中も痛くなります。ひたすら同じ姿勢でいると
 
身体への負担は想像以上です。
 
夜の暗さ、疲労感が重なると集中力が切れそうでした。
 
そして残り40キロの上りに入りました。
 
腸脛靭帯の痛みは最高潮に達します。
 
出来るだけ軽いギアで走りますが、痛すぎてペダルを回すのがきついです。
 
でも一緒に走った仲間と励ましあって15時間57分でゴールしました。
 
ゴール後は歩くのもきつい。
 
階段は上れないし、降りれない。
 
ということで早速セルフ鍼します。
 
鍼を刺して20分置きます。
 
鍼を抜いて歩くと歩けましたし、階段も大丈夫でした。
 
脚の痛みはもちろん肩こりや背中の痛みはもちろん今までにない
 
疲労感感じました。でも完走した後の達成感が勝ってたせいか
 
後々まで引きづることはなかったので安心しました。
 
今回出て思ったことは、本番前のメンテナンスをしておくべきでした。
 
次回出る時は荷物を極力抑えて軽めにする、本番前の鍼のメンテナンス
 
をして挑もうと思っています。
 
完走した証のメダルをゲットです。
 
今見てもニヤニヤしています笑
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

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